トイレの交換って簡単?排水芯って何?実は奥が深いトイレ交換の工事のトリビア!⑨
トイレ | 投稿日:2024.06.02
トイレ交換工事と一緒にした方が良い工事!
前回までは、トイレ交換と一緒にした方が良い工事やオススメの工事についてご紹介させて頂きました
トイレが故障して早く交換をしたいと思うのが当たり前です。ですが、可能であればご紹介した工事も一緒に検討してみてはいかがでしょうか?
過去のブログはこちらからどうぞ。↓↓
【ブログ】トイレの交換って簡単?排水芯って何?実は奥が深いトイレ交換の工事のトリビア!⑦
【ブログ】トイレの交換って簡単?排水芯って何?実は奥が深いトイレ交換の工事のトリビア!⑧
トイレ工事で使える介護保険ってなに?
今回は、トイレ工事で使える介護保険についてご紹介させて頂きます。
介護保険制度とは、市区町村が実施する要介護認定において介護が必要と認定された場合に介護サービスを受ける事が出来る制度の事です。
介護保険で受けられるサービスの中に、住宅改修があります。
要介護者等が、生活するにあって必要な住宅改修費用が支給されるサービスです。(上限額あり)。
では、トイレの工事で使える改修内容はなんでしょうか?
①『手すり取付工事』
トイレの部屋内に、手すりを付ける工事です。手すりにも2種類あって、工事で取り付
ける手すりと、介護設備で貸し出す置くタイプ(固定しない)手すりがあって、住宅改修では、壁や床等に固定する手すりが対象となります。
②『段差の解消工事』
トイレに入る際の、段差を解消する工事です。これも手すり同様、工事が伴う場合とス
ロープを置くような設備の場合とありますが、工事が伴うものが対象となります。
③『滑りにくい床材の変更』
トイレの床材を滑りにくい材質に変更する工事です。トイレの場合だと、元々が木質系
のフローリングだったものを塩化ビニール系のシートに貼り替える工事も対象となります。シートを敷くだけ(固定しない)場合は対象外ですので要注意です。
④『引き戸等への扉の取替え』
前回のブログでご紹介したように、トイレの場合は開き扉がついている事が多いです。開
き戸だと車いすや歩行器を使われる方にとっては、開閉がとても難しい為、開閉のしやすい引戸や折れ戸等に変更し可能なら間口拡張もオススメしています。
⑤『和式トイレから洋式トイレへの変更』
和式トイレの場合、段差やトイレの形状上、使用時転倒の恐れがある為和式トイレから洋式トイレに交換する工事も対象となります。介護設備の中に、和式トイレに取り付けるアタッチメントもあり、奥だけで洋式便器のように使える設備もあります。
番外編:オススメ商品『補高便座』
これは住宅改修より、介護設備で設置する事が多いと思いますが、とてもオススメの商品
です。トイレの座る面(便器+便座の高さ)の高さが、今のトイレは大体410㎜程です。膝や腰に不調がある方だと、身長によっては低すぎて立ち座りが難しいケースがあります。
補高便座とは、この座る面の高さを上げる商品です。メーカーや会社によって用意している高さは違いますが、大体30㎜と50㎜が多いです。座面が高くなる事で、立ち座りの際の膝や腰の負担を軽減させることが出来るので、オススメです。
いかがでしたでしょうか?
今回はトイレ工事で使える介護保険についてご紹介させて頂きました。
介護保険の支給額は、20万円が支払限度基準額で、要介護者が1割負担での工事なので、使用出来る金額は18万円が上限となります。
この支給額については基本生涯20万円までですが、要介護状態区分が重たくなった時(3日段階上昇時)または、転居した場合は再度支給限度額が設定されます。
また、介護保険を使った住宅改修の場合、ケアマネージャーさんからの理由書が必要となりますので、急いで使いたい場合はお気を付けて下さい。
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