ヒートショックの症状とその対策

皆様こんにちは!

オオサワ創研建築部アドバイザーの相原です。

 

今日は、『ヒートショック』をテーマにお話ししていきます。

 

どんな時に起こる?

皆様は、「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?

一般的には、「急激な温度変化による血圧の急変動などが身体に及ぼす衝撃」のことを「ヒートショック」といいます。

お風呂に入る際は、脱衣所からお風呂場に移動したり、入浴中に湯舟に出入りしたり、と温度差を体感することが多いですね。

お風呂 寒い

 

特に以下項目に当てはまる方は、要注意です。

【ヒートショックの影響を受けやすい人】

・65歳以上の高齢の人

・高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を抱えている人

・肥満気味の人

 

ヒートショックは冬場が圧倒的に多く、1月の発生率は8月の11倍とも。まだまだ真冬並みの寒い日が訪れるこれからの季節も、油断しないようにしましょう。

 

「血圧の急激な変化を抑えて入浴時の事故予防を!」

 

ヒートショックを招かないためには、血圧の急上昇・急降下を防ぐことが一番の予防策。

その為の予防策を紹介します。

 

いますぐできる対策

・食後直後や禁酒後の入浴は避ける

食後1時間以内や禁酒後は血圧が下がりやすい状態のため、時間を空けてから入浴を。

・シャワーでのお湯はり

寒い浴室からいきなり熱い湯船に入ると、急激な血圧低下を招いてしまいます。シャワーで高い位置からお湯をはると、浴室全体が暖まり、効果的です。

・脱衣所に暖房器具を

入浴前に脱衣所を暖めて、浴室、脱衣所、部屋の温度差を少なくしておきましょう。

・湯船に入る前にかけ湯を

心臓から遠い手足などの先端からかけ湯をすることで、身体を少しずつ温めます。

・湯船に入るときは足からゆっくり、出るときもゆっくり体を出す

温度差で身体に負担がかからないよう、ドボンと湯船につからずゆっくりと出入りしましょう。

・湯船の温度は、41℃以下がおすすめ

熱いお湯につかると血圧の急降下で失神してしまう可能性が高まり、浴槽での溺れの事故になりますので注意が必要です。

・入浴の前後はしっかりと水分補給

体内の水分が不足することで血流が悪くなり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす場合があります。入浴中たくさん汗をかくため、入浴前後にはコップ一杯程度のお水を飲みましょう。

 

参考文献URL www.cocokarafine.co.jp/f/dsf_howto201506009905

 

今後の考えたい対策

脱衣所・浴室の断熱改修など

高齢者になると、特に持病がなくてもヒートショックの影響を受けやすくなります。

自宅の脱衣所が寒すぎる場合には、将来的には内窓の設置、浴室をユニットバスへ改修する、浴室専用の暖房器具を使用するなど対策を考えるのもおすすめです。

 

 

今回はヒートショックの症状と対策についてでした。

ブログの内容で気になったことがありましたら、オオサワ創研 広店 相原まで、お問い合わせください!

 

ここまでお読みくださってありがとうございました。

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