【Q&A】日本の住宅寿命は外国に比べてなぜ短い?家を長持ちさせるためには木材劣化対策を!

【Q&A】日本の住宅寿命は外国に比べてなぜ短い?家を長持ちさせるためには木材劣化対策を!

こんにちは、オオサワ創研の伊藤です。

家を新築したりリフォームをしたりすると、家をできるだけ長持ちさせたいと思うものです。

今回は、家が傷む原因と家を長持ちさせるために必要なことをお話しします。

 

Q.日本の住宅の平均寿命が外国の住宅と比べて短いというのは本当?
はい、本当です。
住宅の平均寿命は、日本は33年、アメリカは55年、イギリスは77年といわれます。
日本もアメリカも木造住宅なのに、この差は一体どこから来るのでしょうか。
日本では、高度成長期に、急げ、急げと住宅をたくさん建てた結果、欠陥住宅が多く増えたということもありますが、その他に気候の問題があります。
日本は温暖湿潤気候で湿気が多いため、木材が腐りやすい環境なのです。
さらに、近年の住宅は、高気密高断熱住宅なので、通気が良くないと、家の中や壁の中で結露を起こし、木材の腐れやシロアリの発生につながります。

 

Q.では、家を長持ちさせるには何に気を付ければいいの?
修繕、お手入れなどのメンテナンスも大切ですが、そもそも家を傷みにくくしておくことです。
木材を傷みにくくするためには、木材を直接、雨や水にぬらさないことはもちろん、カビなど木を分解してしまう腐朽菌にも対応できるようにしておくのがよいでしょう。
つまり、木材を腐らせない対策、シロアリ、キクイムシなどに木材を食わせないような対策をあらかじめしておくこと。
これによって、家を長持ちさせることができます。

 

 

国でも住宅の寿命を延ばそうと、長期優良住宅、長期優良住宅化リフォームといった認定基準を設けるなどしています。
もちろん、こうした基準を満たすことによって、建築費は従来よりも割高にはなりますが、住宅性能がアップし、長寿命になるのは事実。

さらに、金利や減税などの優遇処置もあります。
しかし、私たちオオサワ創研は、実はそれだけでは不十分であり、家を安全に長持ちさせるために木材劣化対策が必要であると考えています。

 

来月のQ&Aでは、木材を丈夫に保つ具体的な方法や不快害虫を寄せ付けないための方法などを詳しくご説明します。
どうぞお楽しみに。

 

▼今回の動画はこちら▼
【木材劣化対策】
第一講 家を長持ちさせる為に必要なこと
https://www.youtube.com/watch?v=qrVCUTfZFcU&feature=youtu.be

 

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