キッチン

blog-kitchen

呉市L型キッチンリフォーム費用80万円〜|見積もり5項目チェック

コーナーの奥から鍋を引っ張り出すたびに「そろそろ直そうか」と思っている方へ。

築25〜35年ほどのL型キッチンでは、「コンロの火が付きにくい」「扉の表面がはがれてきた」「シンク下からにおいがする」といった不満が重なってきます。

いざ見積もりを取っても、この金額が高いのか安いのか分からないと迷う方は少なくありません。さらに呉市の家は、坂の途中に建っていたり築年数が経っていたりするため、工事が始まってから費用が増えることもあります。

この記事を読めば、次の3つが分かります。

 

  1. L型キッチンリフォームの費用の目安と、その内訳
  2. 手元の見積書を確かめるためのチェック表
  3. 呉の家ならではの、追加費用が出やすいポイント

 

見積書を手元に置いて、一緒に確かめながら読み進めてください。

L型キッチンリフォームの費用相場と内訳

結論からお伝えすると、同じ位置でL型キッチンを入れ替える工事なら、一般的に80万〜150万円程度が中心の目安です。理由は、L型はI型よりもキッチン本体が大きく、コーナー部分の部材も加わるためです。ここでは工事の内容別の相場と、本体以外にかかる費用を順に見ていきます。

工事の内容別の費用相場

 

工事の内容 費用の目安(工事費込み) 工期の目安
同じ位置でL型を交換
(普及グレード)
80万〜150万円 3〜5日
同じ位置でL型を交換
(中〜上位グレード)
120万〜250万円 3〜5日
I型・壁付けからL型対面へ変更 150万〜300万円以上 1〜3週間

 

※いずれも業界一般の目安です。キッチンの大きさ・グレード・家の状態など、条件で変動します。

金額に大きな幅があるのは、キッチン本体の価格がグレードで大きく変わるためです。また、位置を変える工事では配管や床・壁の工事が増えるため、工期も費用も一気に上がります。正確な金額は、現地調査のあとに決まりますので、まずは「交換だけ」か「位置を変える」かを、ご家族で話し合っておきましょう。

見積もりに入る本体以外の費用

キッチン本体の価格だけで判断すると、総額を見誤ってしまうでしょう。見積書には、次のような費用が含まれるのが一般的です。

 

費用の項目 内容 費用の目安
解体・撤去・処分費 古いキッチンを取り外して
処分する費用
5万〜10万円
給排水・ガスの配管工事 水道管・排水管・ガス管を
つなぎ直す工事
3万〜15万円
電気工事 IHへの変更(200Vの専用配線)や
コンセント増設
2万〜10万円
内装工事 床・壁・天井の張り替え 5万〜20万円
換気扇のダクト工事 換気扇を交換し、
排気の通り道をつなぐ工事
3万〜10万円

 

※業界一般の目安です。家の状態や工事の範囲で変動します。

本体以外の費用だけで、合計20万〜50万円程度になることもあります。見積書を受け取ったら、まずこれらの項目が入っているかを確かめてください。

後から追加になりやすい費用

注意したいのは、解体して初めて分かる費用です。代表的なのは、床下の木材の腐食や、配管の劣化です。長年の水漏れで床の下地が傷んでいると、その補修費が加わります。

もう一つは「小運搬費」です。これは、車が家の前まで入れないときに、資材や古いキッチンを人の手で運ぶ費用のことです。坂や階段の多い地域では、この費用が見積もりに入ることがあります。

追加費用そのものを完全になくすことはできません。だからこそ、「追加が出たときに金額をどう決めるか」を契約前に確認しておくことが大切です。

手元の見積書チェック5項目

見積書が届いたら、次の5項目を確かめて。

 

  1. [ ] キッチン本体のメーカー名・型番・グレードが書いてある
  2. [ ] 解体・撤去・処分費が入っている
  3. [ ] 配管工事・電気工事が「一式」だけで済まされていない
  4. [ ] 床・壁・天井など、内装工事の範囲が書いてある
  5. [ ] 追加工事が出たときの条件(連絡の方法・金額の決め方)が書いてある

 

1つでも当てはまらない項目があれば、遠慮せずに会社へ質問しましょう。説明が丁寧かどうかも、会社を選ぶ大切な判断材料になります。

L型キッチンの選び方と、ほかの形との比較

L型キッチンの選び方と、ほかの形との比較

L型キッチンは、料理中に動く距離が短く、効率よく作業できる形です。一方で、コーナー部分が使いにくくなりやすいという弱点もあります。リフォームで後悔しないために、ほかの形との違いと、L型ならではの悩みの解決法を押さえておきましょう。

I型・L型・対面型の比較表

 

比べるポイント I型
(壁付け)
L型 対面型
(アイランド・ペニンシュラ)
作業のしやすさ 横移動が長くなりやすい 動く距離が短い 配置しだいで動きやすい
収納量 標準的 多い(コーナー活用が前提) 標準〜やや多い
必要な広さ 小さめでも置ける 中程度 広さが必要
家族と話しやすいか 壁向きで話しにくい 配置しだいで話せる 話しやすい
費用の傾向 比較的安い 中程度 高くなりやすい

 

L型の長所は、シンクとコンロが直角に並ぶため、体の向きを変えるだけで作業できることです。2人で並んで料理をするご夫婦にも向いています。

短所は、角の奥が「デッドスペース(使えない空間)」になりやすいこと。今の不満が「狭さ」なのか「使いにくさ」なのかを整理すると、選ぶべき形が見えてきます。

コーナー収納の「使えない奥」をなくす方法

L型キッチンの悩みで最も多いのが、コーナーの奥に入れた物が取り出せないことです。最近のキッチンには、この悩みを解消する収納が用意されています。

  • 回転式のコーナー収納:棚がくるりと回り、奥の物が手前に出てきます
  • 引き出し式のコーナー収納:扉を開けると棚が手前に引き出されます

 

ただし、収納の仕組みを変えるだけでは十分ではありません。大切なのは、物の置き場所を決め直すことです。毎日使う鍋やフライパンはコンロの近くの引き出しへ、年に数回しか使わない土鍋や大皿はコーナーの奥へ。この地域で多くのキッチンを見てきた経験から言えることは、「使う頻度で置き場所を決める」だけで、使い勝手は大きく変わるということです。ショールームでは、実際にコーナー収納を開け閉めして確かめてください。

壁付け・I型からL型対面に変えられるかの判断の目安

「せっかくなら対面のL型にしたい」という相談も多く寄せられます。変更できるかどうかは、主に次の3点で決まります。

 

  1. 排水管を動かせるか:排水には「勾配」(水が自然に流れるための傾き)が必要です。シンクを遠くへ動かすほど、床を上げるなどの工事が必要になります
  2. 換気扇のダクトを通せるか:コンロの位置が変わると、排気の通り道を新しく確保しなければなりません
  3. 取り外せない壁がないか:建物を支える壁(構造壁)は、基本的に取り除けません

 

マンションの場合は、管理規約で配管の移動が制限されることがあります。工事を考え始めたら、早めに管理組合へ確認しましょう。最終的な判断は、現地調査で床下や壁の中を確かめてから行います。

リフォームの依頼から完成までの流れ

キッチンリフォームは、相談から完成まで1〜3か月程度かかるのが一般的な目安です。流れを先に知っておけば、慌てずに準備できます。

相談から契約までの5ステップ

  1. 相談(1日〜1週間):今の不満や予算、希望を伝えます
  2. 現地調査(1〜2時間程度):採寸のほか、配管や床下の状態を確かめます
  3. プランと見積もりの提示(1〜3週間):調査をもとに、プランと金額が出てきます
  4. ショールーム見学(半日程度):実物を見て、高さや使い勝手を確かめます
  5. 契約:内容と金額に納得できたら契約します

 

相見積もり(複数の会社から見積もりを取ること)は、2〜3社が目安です。多すぎると比べるのが大変になり、かえって判断がぶれます。

工事中の流れと暮らし方

工事は、おおむね「解体 → 配管・電気工事 → 床・壁の工事 → キッチン設置 → 確認・引き渡し」の順に進みます。

交換だけなら3〜5日程度ですが、その間はキッチンが使えません。

カセットコンロや電子レンジ、電気ケトルを別の部屋に用意しておくと、食事の準備に困りません。洗い物が減るように、紙皿やお弁当を活用するのも一つの方法です。

工事の日程が決まったら、数日分の献立を先に考えておきましょう。

契約前に確認しておくこと

契約書にサインする前に、次の点を確かめてください。

 

  • 保証の内容と期間(キッチン本体と工事部分のそれぞれ)
  • 不具合が出たときの連絡先(アフターサービスの窓口)
  • 追加工事が出たときの扱いと、キャンセルの条件

 

口頭の約束だけで済ませず、書面に残してもらうことが大切です。

L型キッチンリフォームでよくある失敗と注意点

L型キッチンリフォームでよくある失敗と注意点

リフォームの後悔は、計画の段階でほとんど防げます。よくある3つの失敗と、その対策を見ていきましょう。

失敗例①:作業スペースや通路の幅が合わない

「冷蔵庫・シンク・コンロの位置関係が悪く、かえって動きにくくなった」「通路が狭くて2人ですれ違えない」という失敗です。図面だけで決めると、実際の広さの感覚がつかめません。

対策は、今の不満を紙に書き出してから、ショールームで実寸を確かめることです。メジャーを持って行き、通路の幅や作業台の奥行きを測ってみると、イメージのずれを防げます。

失敗例②:見積もりが「一式」ばかりで、後から追加になった

「配管工事 一式」「内装工事 一式」といった書き方ばかりの見積もりは、何が含まれているか分かりません。解体したら床下が傷んでいて追加費用が出た、というのもよくある話です。

対策は、先ほどのチェック表で見積書を確かめることです。そのうえで、「追加工事が出たら、着工前に金額を提示して承認をもらう」といった条件を契約書に入れてもらいましょう。床下の傷みが心配な築年数の家なら、補修費の目安を事前に聞いておくと安心です。

失敗例③:グレードを上げすぎて、使わない機能にお金をかけた

ショールームでは、食器洗い乾燥機やタッチレス水栓(手をかざすだけで水が出る蛇口)など、魅力的な機能が並んでいます。「せっかくだから」と付けたものの、ほとんど使わずに終わるケースがあります。

対策は、毎日使うものから優先順位を決めることです。特に50〜60代のご夫婦には、掃除のしやすさと腰への負担を重視することをおすすめします。作業台の高さは、身長に合わせて選べます。一般的な目安は「身長÷2+5cm」で、ショールームで実際に立って確かめると失敗しません。

呉市でキッチンをリフォームするときの地域の特性

それから、呉市でリフォームする場合は、全国共通の相場に加えて、地域ならではの事情を考える必要があります。

坂や階段の多い地域では、搬入の費用と方法を確認する

呉市は斜面に建つ住宅地が多く、車が家の前まで入れないこともあります。L型キッチンは部材が大きく重いため、運び方によって費用が変わります。

現地調査のときには、次の3点を確かめてもらいましょう。

 

  • 資材を運ぶ車をどこに停めるか
  • 家までどの道を通って運ぶか
  • 小運搬費がかかるか、かかるならいくらか

 

地元の会社なら、道の幅や坂の事情に慣れているため、搬入の計画を立てやすくなります。

築年数が経った家で起こりやすい配管と床下の問題

築30年前後の家では、給水管の内側にさびが出ていたり、排水管のつなぎ目が傷んでいたりすることがあります。また、キッチンまわりの床下は湿気がこもりやすく、木材が傷んでいることもあります。

キッチンを交換するタイミングは、床下や配管を直す絶好の機会です。キッチンを設置したあとでは、床をはがすのに再び大きな費用がかかるためです。見積もりの段階で「床下と配管の状態も見てください」と一言伝えておきましょう。

補助金は、呉市と国の公式ページで最新情報を確認する

省エネ性能の高い設備や、バリアフリー化(段差をなくすなど)を伴うリフォームでは、国や自治体の補助金が使える場合があります。ただし、補助金の内容や受付期間は年度ごとに変わり、予算に達すると締め切られますので、最新の情報は、呉市や国の公式ページで確認を。

住宅リフォーム推進協議会のサイトでは、国の制度や地方公共団体の支援制度を検索できます。地元のリフォーム会社に相談すると、今使える制度があるかを一緒に調べてもらえます。補助金は工事の契約前に申請が必要なものが多いため、早めに相談することが大切です。

呉市・東広島市の施工事例や、キッチンをはじめとするリフォームメニューは、こちらからご覧いただけます。

呉市・東広島市の住宅リフォーム・リノベーションならオオサワ創研

呉市・東広島市のリフォーム・リノベーション施工事例を価格などの情報も踏まえて紹介しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. L型キッチンをI型に変えると、費用は安くなりますか?

キッチン本体は小さくなるため、本体価格は下がる傾向にあります。

ただし、空いたスペースの床や壁を補修する費用や、配管の位置を調整する費用が加わることがあります。総額で比べると、同じL型に交換する場合と大きく変わらないこともあるため、両方のプランで見積もりを取って比べるのがおすすめです。

Q2. 工事中は家にいなければいけませんか?

ずっと家にいる必要はありません。ただし、工事の初日と最終日の引き渡しには立ち会うのが一般的です。

初日は作業内容と注意点の確認、最終日は仕上がりや設備の動作確認を行います。途中で想定外の傷みが見つかったときに相談の連絡が入ることもあるため、連絡が取れる状態にしておくと工事がスムーズに進みます。

Q3. ガスコンロからIHに変えることはできますか?

多くの場合は変更できます。IHには200Vの専用配線が必要なため、分電盤(家の電気を分けている箱)からの配線工事が加わります。電力会社との契約容量(アンペア)を上げる必要が出ることもあります。

ガスを使わなくなる場合は、ガス管の閉栓処理も必要です。現地調査で、配線の経路と契約容量をあわせて確認してもらいましょう。

Q4. マンションでもL型キッチンへのリフォームはできますか?

同じ位置での交換であれば、多くのマンションで可能です。

キッチンの位置を変える場合は、排水管の勾配や床の構造によって制限が出ることがあるのでご注意ください。また、管理規約で工事の時間帯や届け出の方法が決まっているのが一般的です。工事前に管理組合へ申請が必要なケースが多いため、計画の早い段階で規約を確認しておきましょう。

Q5. 見積もりを取ったら、必ず契約しなければいけませんか?

見積もりを取っただけで契約する義務はありません。複数の会社から見積もりを取り、内容と金額を比べるのは当然のことです。比べるときは、総額だけでなく、本体の型番や工事の範囲がそろっているかを確かめてください。条件がそろっていないと、正しく比べられません。断る場合は、一言連絡を入れておけば問題ありません。

Q6. キッチンを交換するのに、最適な時期はありますか?

設備の寿命は、一般的に15〜20年程度が目安とされています。(使い方やお手入れで変わります)

コンロの点火不良、水栓からの水漏れ、扉や引き出しの傷みが目立ってきたら、検討を始めるタイミング。また、年末や年度末は工事の依頼が集中しやすいため、工事日を希望どおりに決めたい場合は、2〜3か月前から相談を始めると余裕を持って進められます。

まとめ:まずは見積書のチェックと、現地調査から始めましょう

L型キッチンのリフォーム費用は、同じ位置での交換なら80万〜150万円程度、対面への変更なら150万〜300万円以上が一般的な目安です。ただし、本体以外の諸費用や、解体して初めて分かる床下・配管の補修で、総額は大きく変わります。

後悔しないためのポイントは、次の3つです。

 

  • 見積書を5項目のチェック表で確かめる
  • コーナー収納と作業台の高さを、ショールームで実際に確かめる
  • 呉の家ならではの搬入費や、築年数による床下・配管の状態を現地調査で確認してもらう

 

オオサワ創研では、呉市・東広島市を中心に、キッチンなどの水まわりから全面リノベーションまでのご相談を承っています。

建設業許可(広島県知事許可(般-6)第35091号)を受けており、住まいの状態を踏まえたプランをご提案。呉市広文化町の広店などでは、毎月1〜2回程度、リフォーム相談会も開いています。

「今の見積もりが妥当か見てほしい」「うちのキッチンは対面にできるのか知りたい」といったご相談も歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。

オオサワ創研|呉市・東広島市の住宅リフォーム・新築・不動産

お電話(0120-96-8490/受付10:00〜18:00)でのお問い合わせはもちろん、LINEやメールフォームでは24時間いつでもお問い合わせ可能です。

参考文献

CONTACT

お気軽にお問い合わせください

お電話でのお問い合わせはもちろん、LINEやメールフォームでは24時間いつでもお問い合わせ可能です。
ご希望の方法で、住まいのことならどんなことでもお気軽にお問い合わせください。