我が家が水漏れ!?水漏れの原因や修理方法は?修理費用はどれくらい掛かるのかをご紹介!②
投稿日:2025.09.01
水漏れの原因箇所と特定方法は?
前回のブログで、水漏れの原因箇所が大きく分けて下記の2つある事をご紹介させて頂きました。
1)水廻り設備本体からの水漏れ
2)敷地内の配管本体から水漏れ
原因箇所によって、水漏れ原因の特定方法や修理方法が変わります。今回は、水漏れ原因の特定方法についてご紹介させて頂きます。
水漏れの確認や特定方法は?
まずは、量水メーターを確認してみて下さい。
写真の〇してある箇所を、【パイロット】と言って、水を使っている時に、このパイロットがクルクル回ります。
水漏れをしている時は、宅地内で水を使っていないのにパイロットが回っている時はどこかから水が漏れているという事が確認できます。
漏れる量が少ない場合は、回らなかったり、回るスピードがとても遅い事があるのでパッと見るだけではなく、数分間は見続けてみて下さい。
【水廻り設備本体からの水漏れ】
設備本体からの漏れの場合は、下記の順で調べてみて下さい。
①止水栓があるかを確認する。
ある場合は、止水栓が回せるかどうかも確認してみましょう。年数が経っていると、硬くて回らないケースがありますが、その場合は無理に回さないように気を付けましょう。
写真の止水栓の場合は、マイナスドライバー等を使って回してみて下さい。
②直接確認が出来る漏れなら、どこから漏れているか・どのような漏れ方をしているかを確認しましょう。
例えば、トイレの場合だとタンクの中で漏れているのか・便器の中に漏れているのか・床や壁に向いて漏れているのか。また、ポタポタなのか・噴き出すように漏れるのか等です。
写真のお家は、トイレの止水栓から漏れており床が濡れてしまっていました。
③止水栓を締めてみて、水漏れが止まるかを確認しましょう。
止水栓を締めた後に水漏れが目で見て止まっていたら、合わせてメーターの確認をしてみましょう。メーターのパイロットを見て、そこでも止まっていたら原因箇所の特定が出来ます。もし、メーターを見た時に、パイロットがそれでも回っていたら、別の箇所でも漏れている可能性がありますので、設備本体とメーターのダブルチェックをオススメします。
水漏れが止水栓本体から漏れている、もしくは原因は分かったけど止水栓で水漏れを止められない場合は、メーターのバルブ【元栓】を締める必要があります。そうなると宅地内全体の給水と給湯が使えなくなってしまいますので、早めに業者さんに連絡をしましょう。
⑤漏れの原因が明らかになったら、修理に必要な部材を揃える必要があります。
設備の場合は製品品番をもとにメーカーへ部品の在庫確認をして、可能なら製品構造の分かる分解図を用意しましょう。最近では、ご自分で修理をされる場合もありますが、取付け時の締め付けが緩かったり、分解後に組立が出来なかったらり、キツく取付けをして製品や配管を破損させてしまったり等、二次被害に繋がる可能性もあるので、出来るだけプロの方に依頼をして、直してもらう事をオススメします。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は設備本体からの水漏れの、水漏れ確認や原因特定方法をざっくりご紹介させて頂きました。
設備の場合、原因が明らかで部品があれば部分交換が可能ですが、部品がない場合は設備の丸々交換となります。使われている年数によっては、修理ではなく設備の交換をオススメする事もありますので、総合的に考えてみて、交換もご検討してみても良いかもしれませんね。
また、相互性と言って、部品についてもその製品にはその製品に合う部材があります。部品交換の際は、近くのホームセンターへ見に行くだけではなく、しっかりメーカーへ確認してメーカーの正規品を取り寄せる事をオススメします。
水漏れの原因の部品が1つだけでない事もある為、⑤でお伝えした製品分解図を取り寄せて修理をするなら、製品構造を理解した上で部材の段取りや修理行う事も重要です。
もっと詳しい事が知りたいという方は、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ。
お家の事はぜひオオサワ創研にお任せ下さい。
ありがとうございました!