珪藻土のメリットとデメリットについて
内装・インテリア | 投稿日:2018.01.22
こんにちは、オオサワ創研:焼山店 ショールームスタッフの加藤です。
いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
少し前に流行った珪藻土のバスマット。
テレビでも取り上げられていたので、知っている方も多いですよね。
私も子犬を飼ったことで、水飲み場周辺が濡れてしまうのを見て購入してみました。
本日は珪藻土についてお話していきたいと思います。
和室にも洋室にもマッチする珪藻土の壁。
模様も付けられるので、奥行きのある空間になり様々な表情を楽しめます。
珪藻土のメリット
珪藻土の機能について、メリットは大きく分けて3つあります。
①調湿効果 ②脱臭・消臭効果 ③自然素材
①調湿効果
珪藻土は珪藻という植物の殻の化石でできています。
私たちの目には見えない細孔(さいこう)という小さな穴がたくさん空いていて
その穴が水分を吸着してくれる事で調湿性能を発揮しています。
湿気が多い時には空気中の水分を吸収し、空気が乾燥してくるとその水分を吐き出してくれるので
お家の中の快適な湿度を保つというメカニズムです。
②脱臭・消臭効果
上記でお話した湿気を吸収してくれる際に、におい分子も一緒に吸収しています。
タバコやペット等、においの原因のほとんどが水溶性の分子に付着しているものです。
珪藻土は、湿気を吸い取ると同時にこれら“においの分子”も吸着しています。
におい分子は空気中の水分子(=湿気)に溶けるので、結果として湿気を吸収すれば臭いも消えるというわけです。
③自然素材
化学物質が含まれる建材を使用すると、シックハウス症候群や化学物質過敏症、アレルギーなど
人体に悪影響を及ぼす危険性があります。
無垢フローリングや珪藻土のような自然素材には人体に有害な化学物質が含まれていないため、
安心・安全な暮らしを送ることが出来ます。
また、質感や風合い・香りを楽しむことができ優れた調湿性能を持っているため
1年を通して快適な湿度を維持し、結露やカビ対策としても有効です。
珪藻土のデメリット
①表面がザラザラしていて触ると粉が落ちやすい
模様のつけ方にもよりますが、表面がザラザラ・デコボコしていると
珪藻土の壁に洋服や肌が擦れた時に粉が落ちてしまう事があります。
またトイレなどの狭い空間の壁が珪藻土だと、掃除をしている時に
誤って手を擦ってしまった事がありました。
硬くてザラザラしているので軽い擦り傷になってしまった経験があります。
狭い空間の壁に採用する場合は注意が必要です。
②吸水性があるので汚れやシミがついてしまうと取れにくい
吸水性に優れているがゆえ、汚れやシミがついてしまうとすぐに染み込んでしまいます。
トイレや玄関等、水跳ねが気になる場所には注意が必要です。
珪藻土マットに水を垂らすと表面の水分はすぐに吸収されました。
数分後には水の跡もなくなるので、これが汚れだと染み込んで取れなくなってしまう可能性も・・・。
いかがでしたか?
お家にとって湿気は大敵。
湿気が多いと長い年月では木材にも影響が及び、カビや腐食といった問題も起きかねません。
そこで、調湿作用に優れた珪藻土は大変魅力的な壁材ですよね。
珪藻土の長所と短所、両方を理解して、どのお部屋に取り入れるか・・・などじっくり検討してみてください。
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