現場作業を終えて

オオサワ創研のスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

すいせん工房の市塚です。

 

本日は、私自身が現場作業を経験したことについてご紹介したいと思います。

 

現場作業の手伝い

私は12月に入社したばかりですが、入社後教育の一環として、

実際に現場作業をしている職人さんに同行、数日間現場作業を経験しました。

今回の仕事は断熱材の吹付作業で、「セルロースファイバー」という素材を使います。

セルロースファイバーとは新聞紙等の紙を原料としており、特に高い断熱効果から

アメリカでは重宝されています。

弊社ではセルロースを扱う「株式会社アップルゲートジャパン」から

広島で唯一認定された会社であり、今回は建築を担当する他社から外注として

断熱材の工事を請け負いました。

 

参考URL(株式会社アップルゲートジャパン)

http://applegate.co.jp/

 

*なお、他社から断熱材の工事のみを請け負ったため、

実際の作業写真等はございません。本記事の画像はイメージとしてご参照ください。

断熱材

 

未経験の現場作業

現場に到着して最初に驚いたのが足場。

今回の現場は3階建ての一軒家という珍しいパターンであり、

さらにまだ建築中ということもあって2階/3階へは脚立で上り下り、

または家の周囲に設置された階段から中に入るしかありません(下記画像参照)。

脚立での上り下りは私の身長では高さが足りず、職人さんの補助があってかろうじて。

外の階段だと補助は必要なく自力で行けますが、3階建てということもあって

結構な高さがあり最初の数回は恐る恐る上り下りしていました。

日頃から作業に慣れている職人さんには頭が上がりません。

階段 脚立

 

土のう袋への詰め作業

セルロース(断熱材)は霧状の水と共に風圧で壁に吹き付けます。

小さな隙間や手では届きにくい場所にも吹きつけることが出来るため便利ですが、

この時壁に張り付かず床に落ちるセルロースもあります。

その場合は土のう袋で回収するのですが、この回収作業に大きな工数がかかります。

一般的な土のう袋で1日あたり、20~30袋は回収していました。

これには3階建てという珍しいケースのためホースの圧力が

通常よりも低かった等がありますが、思っていたより手間のかかる作業だと感じました。

しかし、この方法が最も確実で漏れが少ない作業方法とも伺ったので、

現場目線での経験というのも大きな勉強になりました。

土嚢

 

最後に

私自身、前職は不動産と関係ない仕事に従事しており、

建築の現場作業を体感するのも初めて。

ですから、職人の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。

ただ、この数日間の研修で得るものは多かったですし、

貴重な経験が出来て楽しかったというのも本音です。

1月からはアドバイザーとして活動しますが、この経験を少しでも活かせていければと思います。

 

 

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