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知っておけばよかった!?トイレ工事の失敗談、一緒にしておけばよかった工事とは?02

皆さん、こんにちは。

早速ですがトイレ工事って、実はとっても奥が深いことご存じですか?

こんな話をすると、多くのお客様は「元々付いているから、交換するだけで簡単でしょ?」と言われます。

前回のブログで、トイレのリフォーム(工事)ってどんなことをするのかまとめてみました。そこを踏まえて前回、排水芯について重点をおいてご紹介させて頂きました。

チラシの安くて魅力的なトイレが、実際にご自宅に合わないまたは付けられないこともあるので、ここで大きく予算が変わってくることがあるので、1つの要注意ポイントとなります。

 

今回も引き続き工務店目線で【見積時、ここに気を付けて!】というポイントについて複数回に分けてご紹介させて頂きます。

 

\前回のブログはこちらから/
https://www.sooken-reform.com/blog/15788/

 

2:駐車場から現場までの距離があり、小運搬が発生してしまう

 

家の立地によってはお家の前まで車が入れず、近くの駐車場から設備を台車等で運んで搬入することを小運搬といいます。この小運搬費が距離や道によっては取付費用より高くなる事があります。

よくある要因が3つあります。

まず1つ目が運ぶ職人さん等の手間賃が必要なケースと、通常の施工時間より往復等で時間がかかってしまうことによる時間賃です。ここは距離やその工務店さんや職人さん等で相場が違ってくるのでピンキリです。

 

 

2つ目に、駐車スペースがなく工事の日にパーキング等の有料駐車場を利用することがあるからです。知り合いの方の駐車スペースを借りたりするケースも多いですが、工事の為に有料駐車場をつかうケースもあり、その駐車料金を請求される場合があります。

コインパーキングがない場合等は、月極駐車場を借りたりするケースもあるため、こちらもピンキリです。

 


3つ目に、家の横に駐車場はあるけど部屋までの道のりが3階以上の階段で、搬入に上り下りが必要なケースや、マンションだとエレベーターがない場合なども、小運搬に含まれることがあります。私自身も、現場に設備を搬入していましたが、便器部分が30kgほどあるので、それを抱えて階段を上がるのは、結構大変です。上がりきった時は、心臓がバクバクです。

 

 

このように、小運搬の場合お家の立地や部屋までの道のり次第では追加費用が掛かることがあり、現場を確認して搬入搬出に問題がないことや計画を立てることが見積の段階で必要な為、仮に電話等で見積をとって聞いた際に、その通りに出来ないことがあるのでご注意ください。

 

『3:元々の内装工事次第で、トイレ設置にともない追加工事が発生してしまう』

 

元々トイレがついているから、交換も問題なく出来る!

そう思いますよね。実はそうじゃないケースが稀にあります…。

今回は、実施の事例を見ながらご紹介させて頂きます。

 

事例①:トイレを据えたまま、内装工事をした場合

よくある事例の1つが、トイレは取り外しを行わずトイレ便器の湾曲に合わせて元々の内装材の上から新しい内装材を上から貼った追張り(重ね貼り)をされているケースです。床を例に簡単な図で紹介させて頂きます。

 

トイレ自体は、長く使えますが床や壁等の内装材は日々の汚れが溜まってしまい汚れが落ちなくなってしまいます。その為、フローリングやクッションフロア等の内装材、のり付きクロスを綺麗にしたいという事で、内装材をトイレを据えたまま重ね貼りをするケースがあります。ですが、この行為はトイレを取替える時に不格好になってしまったり追加で内装工事をしなくてはならないケースが出てきます。

まず不格好になる理由としては、トイレ取替後に新しい床材が貼れていない箇所がトイレ便器の大きさが変わることで見えてしまう事がある為です。30年ほど前のトイレだと、今のトイレの方が便器が大きいことが多い為、うまく隠れることがありますが、20年ほど前のトイレだと、逆に少し小さくなりトイレ端、特にトイレの図の〇箇所が逆に汚くなってしまう事があります。

また追加で内装工事が必要になる理由としては、重ね貼りをした床材がフローリング等の厚みがあるものだと、トイレ取替時にトイレ設置面と重ね貼りの床面との段差により固定が難しく、重ね貼りが出来ていない箇所のかさ上げ(下地工事)が必要になることがある為です。

 

床に絞ってご紹介しましたが、壁紙の場合はタンクの裏等がとても貼りにくく、トイレ取替時に貼れていない箇所が見えることがあります。

このように、もともとトイレだけを交換・工事しようと思っていたところ思わぬ出費や追加工事が発生することになります。

また、内装材を重ね貼りした床や壁等の内装工事を、やってもらう際は基本的には既存の内装材は剥がして作業を行う為、手間が増え追加で費用が必要になることもあるため、トイレを据えたままの内装工事はおススメしません。

ぜひ、内装工事をする際はトイレを外してやって頂くと結果的に綺麗でお得に内装工事が出来るかもしれません♪

 

 

いかがでしたでしょうか?
今回は、トイレ工事の見積を失敗しない為に現地調査の重要性も踏まえて、トイレ工事の初歩、トイレの給排水についてご紹介させて頂きました。

次回は引き続きご紹介させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

お見積り無料でさせて頂いておりますので、気になる方はお気軽に弊社までお問い合わせください。

それでは、また次回★

 

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